慶應ベスト8、タカマツペアのみ戴冠ラグビーの全国大学選手権3回戦が行われた。対抗戦で3位だった慶應義塾大学は関西リーグ3位の京都産業大学との対戦であった。スクラムに強さをみせる京産大に対して、慶應は早めにバックスに回してフィールド全体を使った攻撃で京産大ゴールにせまり、7分に先制トライ(&ゴール)をあげた。 その後京産大にトライを奪われたものの、16分、22分と連続してトライ(&ゴール)をあげて前半は21-12で折り返した。 しかし後半にはいると京産大の追い上げを受けてしまい4分にPG、9分にトライを奪われてしまった。ゴールは失敗であったが21-20とわずか1点差、どちらに試合が転ぶかわからなかった。 逆転を目指して攻め込む京産大であったが、その攻めをしのいだ慶應大は後半20分、京産大ゴール前に攻め込むと得意のドライビングモールでトライ(&ゴール)を奪って28-20とリードを拡げた。 京産大FWに疲れがでてか、慶応大FWが元気になったのか、スクラムでも優位にたつ慶応大が25分にも先ほどと同じ光景をみるかのようなドライビングモールによるトライ(ゴール失敗)で33-20とした。 35分にはゴールポスト正面のPGを決め35-20とし、勝利を確実なものとした。結局ノーサイド直前にトライ(&ゴール)を追加した慶應義塾大学が43-25で京都産業大学を破ってベスト8に進出した。 ベスト8の相手は早稲田大学である。22日に秩父宮競技場でキックオフされる試合、対抗戦のリベンジをしてお正月の準決勝に進んでほしいものだ。 バドミントンのツアーファイナルズ決勝が行われた。混合ダブルス以外の4種目の決勝にコマをすすめた日本人選手(ペア)であったが、戴冠したのは女子ダブルスのタカマツペアのみであった。 女子シングルスの奥原希望はインドのプサルラと対戦した。この日のプサルラはミスが少なく逆に奥原には細かなミスがでてしまい19-21で第1ゲームを落とすと第2ゲームも17-21で失い準優勝に終わった。 桃田賢斗も決勝は中国の石との対戦、世界バドミントン決勝の再戦であったが、この日の桃田は奥原同様、ショットに正確さを欠き、凡ミスを連発し、12-21、11-21で完敗、こちらも準優勝に終わった。 女子ダブルスのタカマツペアは韓国ペア相手に第1ゲームは完璧なバドミントンを展開して21-12で奪った。第2ゲームも好調さをキープしてゲームをコントロールし、20-15とマッチポイントを握った。 しかしここから韓国ペアのすてみの反撃にあって連続して5ポイントを奪われ20-20のデュースに持ち込まれてしまった。そしてどちらが1ポイントを奪うか注目されたラリーは松友のスマッシュレシーブがバックアウトの判定となった。 微妙な判定だっただけにチャレンジをしたタカマツペア、判定はわずかにラインをかすめており、判定は覆ってマッチポイントを握ったタカマツペアが最後は松友がプッシュ一閃、相手コートにシャトルが落ちて4年ぶり2度目の優勝を決めた。 最後の種目となった男子ダブルスもいい勝負であった。遠藤大由/渡辺勇大ペアは世界ランク2位の中国ペアに対して第1ゲームは13-9とリードした。しかしここから中国ペアの反撃を浴びてしまい連続失点で14-14と追いつかれてしまった。ここからはポイントを奪うことはできずに15-21で第1ゲームを失うと第2ゲームも11-21で失いこのペアも準優勝に終わった。 ただ結成3年、今大会で準優勝したことは遠藤/渡辺ペアにとっては素晴らしい経験であったと思う。来年は飛躍の年と考えぜひ世界ランクをあげるとともにツアーでもコンスタントに好成績をあげてほしい。 渡辺勇大は混合ダブルスとの掛け持ちとなるが、両種目ともベストをだして東京オリンピックでのメダル獲得を目指してほしい。 これでバドミントンの2018シーズンは終了したが、すべての種目で日本人選手が大活躍した1年であった。世界ランク10位以内に男子シングルスでは桃田賢斗、女子シングルスでは山口茜、奥原希望、男子ダブルスでは嘉村健士/園田啓悟ペア、遠藤大由/渡辺勇大ペア、女子ダブルスでも1~3位までを福島/廣田ペア、タカマツペア、松本/永原ペアが独占、そして混合ダブルスでは渡辺/東野ペアが3位と上位にはいっている。 強化がすすめられている混合ダブルスで第2のペア出現が期待されるがその他の種目でも2番手選手が出現することを期待したい。
by motokunnk
| 2018-12-17 09:41
| スポーツ全般
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