大坂GS連覇、インドネシアM2種目で決勝進出、モンテカルロデイ3テニスの全豪オープン決勝が行われた。日本人選手初の決勝進出を果たした大坂なおみ、その対戦相手はレフティのクビトバである。2016年に強盗にあい、利き腕に重傷を負いながら復活し前哨戦も圧勝して乗り込んできた実力者であり、熱戦が予想された。大坂にとって、クビトバの外に流れていくサービスをどう対応するかがこの試合のポイントであった。 第1セット、お互いにサービスキープし2-2で迎えた第5ゲーム、大坂にピンチが襲った。30ー40でこの試合初めてのブレイクピンチであった。このピンチを冷静に切り抜けた大坂は、その後もブレイクピンチになるがことごとく逃れこのゲームをキープした。 その後もお互いにサービスキープし、試合はタイブレイクにすすんだ。ここで大坂が魅せてくれた。1-0でクビトバのサービスとなり、必殺のコート外に流れていくサービスを大坂は見事にクリーンヒット、リターンエースを奪った。単なる1ポイント以上の価値があるショットであったと思う。 ![]() 2-1からサービスエース、フォアハンドウィナーを決め4-1とリードした大坂はクビトバのサービスでもパッシングショットを決めて5-2でむかえた大坂のサービス、セットポイントを握って次のサービスでもクビトバのミスを誘って第1セットを7-6で奪った。 第1セットを奪った大坂は59連勝中、大坂の優勝が近づいてきた第2セット、いきなり第2ゲームをブレイクされた大坂であったが、第3ゲームをブレイクバックしておいつくと続く第5ゲームも連続ブレイクして4-2とリードした。そして5-3でむかえた第9ゲーム、0-40とクビトバのサービスゲームながら3回のマッチポイントのチャンスをつかんだ。 後1本とれば初優勝であったが、クビトバがファーストサービスからポイント奪取し、このゲームをかろうじてキープした。しかしまだ第10ゲームをキープすれば大坂の優勝が決まるはずであったが、メンタル面に若干心配のある大坂、このゲームをブレイクされ、続く第12ゲームも連続ブレイクされて5-7とこのセットを失ってしまった。マッチポイントを3本握りながら勝利をつかめなかった大坂、一気に流れはクビトバに傾きかけたと思われた。 そして勝負の第3セット、心配された大坂のサービスゲームであった第2ゲーム、このゲームをキープした大坂は流を取り戻したようであった。 30-40から連続ポイントを奪ってアドバンテージをとった大坂がバックハンドウィナーを決めてこのゲームをブレイクしてリードした。そして4-2で第7ゲームをむかえた。またしても0-40と3回のブレイクチャンスを握った大坂であったが、ここもクビトバの脅威的な粘りにあって5連続ポイントでキープされた大坂であった。 ただ第2セットのように気落ちすることなく淡々とプレイをし続け、5-4で迎えただい10ゲーム、サービスエースでポイントをリードした大坂は40-15からのチャンピオンシップポイントもセンターに打ったサービスをリターンしたクビトバのリターンが大きく外れて大坂の初優勝が決まった。 ![]() 2時間以上の大熱戦、大坂は全米に続き全豪でもタイトル獲得、28日に発表される世界ランキングでは日本人初の1位となることが確定した。まだ21歳の伸び盛り、どこまで強くなるのだろうかひじょうに楽しみである。 バドミントンのインドネシアマスターズの準決勝が行われた。タカマツペアのしては先週のマレーシアマスターズ準決勝で惜敗したポリイ/ラハユペアであった。 第1ゲーム、11-18と大きくリードされてしまったタカマツペアであったがここから連続ポイントで追い上げて20-20のデュースに持ち込み22-20で第1ゲームを先取した。 逆に第2ゲームは先に20ポイントを奪ってマッチポイントを握りながらポリイ/ラハユペアペアに追いつかれ、逆転を許して20-22で第2ゲームを奪われてしまった。そして勝負のファイナルゲーム、8-7から徐々にリードを拡げ15-10として5連続ポイントをあげるなど21-12でファイナルゲームを奪って決勝進出を決めた。 決勝の相手は同時刻に松本麻佑/永原和可那ペアをこちらもファイナルゲームに持ち込んだ熱戦を制した韓国の金昭英(キム・ソヨン)/孔熙容(コ・ヒーヨン)ペアとなった。 昨年4月のアジア選手権の再現となる決勝、このときはタカマツペアが勝っているが今回はどうだろうか。 混合ダブルスの渡辺勇大/東野有紗ペアは中国の鄭思維/黄雅瓊ペアとの試合であった。第1ゲーム、21-11で勝利した渡辺勇大/東野有紗ペア、決勝進出が見えてきたと思われた第2ゲーム、中盤まで一進一退の展開であったが勝負どころで連続ポイントを奪われて14-21で奪われると勝負のファイナルゲームも序盤からリードされ11-21で敗れてしまい2戦連続しての決勝進出はならなかった。 ただ第1ゲーム、第2ゲーム中盤までは互角と言える戦いをしていただけに実力差は明らかに小さくなっていると思う。次こそ勝利をつかんでほしい。 そして桃田賢斗は元ランク1位のアクセルセンとの対戦であった。過去9勝1敗と相性のよい相手だけにやりやすさがあったのか、序盤からリードを奪って、一時16-15と迫られたものの21-15で第1ゲームを奪った。 ![]() 圧巻だったのは第2ゲーム、連続12ポイントを奪うなどアクセルセンを寄せ付けずに21-4で圧勝し、決勝進出を決めた。 決勝の相手は過去3連勝を相性のよいアントンセン、今季初優勝の期待がかかる桃田賢斗である。 WRC開幕戦ラリー・モンテカルロデイデイ3が行われた。デイ2苦戦続きであったトヨタチームであったがこのデイ3は一転して快調なSS走破となった。 総合順位こそ4~6位ではあるが、3位のローブとは数秒差なだけにローブ、ラトラバそして15秒差のタナックを含めた3位争いに注目だ。またトップのオジェと2位のヌービルもわずか4.3秒差であり、最終日はトップ争いと表彰台争いの両方に注目である。
by motokunnk
| 2019-01-27 09:55
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