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追悼試合でノーヒットノーラン、セリーグ連敗ストップ

MLBの後半戦がはじまった。エンゼルスはホームからの後半戦開始であった。スカッグス投手が急逝してはじめてのホームゲームということでこの試合はスカッグス追悼試合となった。
選手全員が背番号45のユニフォームを着て試合に臨んだほか、試合前には遺族の方からのファーストピッチがおこなわれた。
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試合はそのスカッグスに後押しされたようにマリナーズ投手陣を攻略した。初回、いきなりフレッチャーのヒットではじまりトラウトの先制2ラン、大谷のレフト前ヒット、そしてアプトンにもヒットがうまれ4連打、一死となってシモンズのタイムリーで3点目がはいり、結局この回7点をあげる猛攻となった。
一方的な試合展開となったマリナーズ戦、コールがオープナーとして2回をノーヒットに封じると、2番手のペーニャも素晴らしいピッチングを魅せてくれた。野手陣も好プレイで盛り上げ、特に6回は3塁手タイスにファインプレイがうまれて継投によるノーヒットノーランの期待が高まった。
そして9回をむかえ、ペーニャが落ち着いて三者凡退におさえ、追悼試合での継投によるノーヒットノーランが成し遂げられた。
スカッグスは7月13日が誕生日で、試合翌日には28歳のバースデーを迎えるはずだった。誕生日を前にした追悼試合で、エンゼルス打線は初回に“7”得点を奪い、計“13”安打“13”得点で圧勝。試合後、この日6打点をあげた同期のトラウトも「信じられないよ。初回に7点入れ、13点で勝利した。タイラーの誕生日は7月13日なんだ。明日だよ。彼は間違いなく僕たちのことを見ているね」と驚きを口にしていた。
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そしてさらに継投でのノーヒットノーランはMLB史上“13”度目のことで、ここにも“13”が。また、米データ分析会社「STATS」は公式ツイッターで「前回カリフォルニア州で継投でのノーヒットノーランが達成されたのは? 1991年7月13日のオークランドでのアスレチックス対オリオールズ戦。同じ日にタイラー・スカッグスが誕生した」と、奇跡的な繋がりをレポートしている。
なにやらスカッグスに導かれたようなノーヒットノーランであったようだ。大谷は4打数1安打1四球で連続試合安打を8に更新した。
NPBオールスター第2戦は雨中の甲子園球場で開催された。試合はセリーグが11-3で大勝し、連敗を5でストップさせ、緒方監督にとってはオールスター初勝利であった。
日本ハムの4選手うち、2投手には出番がなかったが、西川遥輝は1番センターでフル出場した。
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初回の第1打席こそ凡退してしまったが3回の第2打席では無死2塁のチャンスでライトにタイムリーを放っており、その後吉田のホームランで得点をあげている。第3、4打席もヒットを放ってパリーグの中で唯一気をはいてくれた。
後半戦は15日からはじまるが、西川にとってはいい気分で後半戦に入っていけそうである。

by motokunnk | 2019-07-14 09:56 | スポーツ全般
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