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慶應が帝京大撃破、大堀も決勝進出、ハンドボール初戦白星

大学ラグビー対抗戦、すでに連続出場を続けていた全国大学選手権出場の夢は絶たれてしまった慶應義塾大学は今シーズンの最終戦となる帝京大学と対戦した。
帝京大学には8連敗中とあって敗色濃厚かと思われていた試合であった。立ち上がり5分に先制トライを奪われたときはどうなることかと思った。しかしこの日の慶應は粘り強かった。11分に反撃となるトライで5-7とすると24分、31分にはFL川合が連続してトライをあげて19-7とリードして前半を終了した。
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9季ぶりの勝利が期待できそうな流れでむかえた後半も3分にトライをあげて24-7とリードを拡げた。その後帝京大学に反撃を受け3トライを奪われてしまったが最後は粘り切り29-24で勝利した。
大学選手権出場は逃したが4年生にとっては最後の試合で勝ったことは後輩に明日を託す意味でよかったと思う。ただプレイスキッカーを務めたSO中楠一期の精度がイマイチであったことが気にかかる。来年にむけ課題もでたゲームであった。
バドミントンの全日本総合選手権準決勝が行われた。シングルスは桃田賢斗の出場した試合は桃田の完勝であったが他3試合はファイナルゲームにまでもつれ込む熱戦であった。
3連覇を狙う山口茜に対するのは大堀彩、高校時代からのライバルであるが山口が差をつけてしまっているここ数年であった。
大堀としてはなんとかしたい試合であったが第1ゲームは11-21とあっさり奪われてしまった。第2ゲームにはいるとラリーを続けることに意識を集中させた大堀彩、「もうちょっとちゃんとした試合をしたい」と思いながらラリーを続けたとのことで21-18でこのゲームを奪い勝負はファイナルゲームに持ち込まれた。
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序盤こそ競り合っていた試合であったが徐々に山口にリードされる展開となり13-16と3ポイント離されてしまった。ここから大堀が反撃を開始し3連続ポイントで16-16の同点に追いつくと一気に逆転し7連続ポイントで20-16とマッチポイントを握った。そして21-18でこのゲームを奪った大堀が2年ぶりに決勝に進出した。
「ラリーになったらまずミスをしないようにしっかり我慢しきれたのは、体力もそうですがメンタル面も成長していると感じました。」とは試合後の大堀のコメント、決勝の相手はこちらも高校時代からのライバルである1年先輩の奥原希望である。後輩の山口を破った勢いで先輩も撃破なるか注目である。
大堀と同じトナミ運輸所属の西本拳太と常山幹太の試合も死闘であった。ファイナルゲームにもつれた試合は20-20のデュースにまで決着がもちこされた。23-21で最後は西本拳太が勝利したが常山も頑張った試合であった。
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「負けはましたが、悔しいというより……めちゃくちゃ楽しかったです。しんどかったけど、お客さんの反応があって、楽しみながら最後まであきらめずにできたのは次につながる。」とは常山の試合後のコメントであるがこのような姿勢があればまだまだ進歩していくと思う。桃田賢斗のライバルまで育つことを期待したい。
ハンドボールの世界選手権が熊本ではじまった。決勝トーナメント進出を目指す日本代表、怪我人続出で緊急事態となってしまった中での初戦であったがアルゼンチン代表を24-20で破っての白星発進であった。
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9000人以上が詰めかけた満員の会場の応援も後押しした勝利であったと思う。まずは予選リーグ突破を目指してほしい。

by motokunnk | 2019-12-01 09:22 | スポーツ全般
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