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帝京大破れる、桃田11勝目

大学ラグビー日本一を決める大学選手権がはじまり、有力校が出場する3回戦が行われた。
関東大学対抗戦で早慶明に3連敗して3位となり大学選手権に出場した帝京大学、強風の中で流通経済大学との一戦に臨んだ。帝京大破れる、桃田11勝目_d0183174_10020363.jpg
お互いに点の取り合いとなった試合、前半は風下の帝京大学が25-19とリードした。ラグビーの試合では風上から攻撃するチームが有利といわれており、前半でリードした帝京大学がこのまま勝利するであろうと思われた。
しかし後半、流経大のWTBブルアの華麗な走りに翻弄されてしまった。WTBブルアは風貌が日本代表の松島幸太郎に似ている。身体能力も高く、帝京大学のタックルを跳ね飛ばして前に進む力は素晴らしかった。
ブルアの活躍もあったが、流経大は風下となった後半はパス主体の攻撃で帝京大を攻め、後半15分には31-25と逆転した。その後、一時期再逆転されてしまったが32分に再逆転し、最後の5分間は自陣22mライン付近でボールをキープして帝京大に攻撃をさせずに逃げ切った。
常勝軍団といわれた帝京大学、今季は4連敗でシーズンを終えることとなってしまった。来季の復活はあるのだろうか、ちょっと心配である。一方の流経大、WTBブルアに限らず目立つ選手が多かった。勝った試合は目立つ選手が多いようだがフランスW杯を目指すラグビー界にとって代表候補に名を連ねそうな選手がいたように思う。ひょっとするとサンウルブズメンバーに召集されるかもしれない。
バドミントンのワールドツアーファイナルズ決勝が行われた。3種目で決勝に進出した日本勢であったが優勝したのは男子シングルスの桃田賢斗のみであった。その桃田賢斗も自身もライバルと認めるインドネシアのギンティンの第1ゲームを奪われる苦しい展開での試合となった。
第2ゲームを奪い返し勝負のファイナルゲーム、中盤でギンティンに8連即ポイントを奪われ5-12とリードされてしまった。今年も桃田は準優勝に終わるのかと思ったがここから驚異の粘りをみせてくれた。
スマッシュが決まって6-12とするとここから連即ポイントをかさねて12-12と一気に追いついた。12-13とされたものの桃田はその後も攻撃の手を緩めずに21-14でこのゲームを大逆転で奪ってツアーファイナルズ優勝を飾った。
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これで国際試合年間11勝の新記録達成、東京オリンピックにむけ視界良好であるが、怪我には注意してほしい。
男子ダブルスの遠藤大由/渡辺勇大ペアはインドネシアのセティアワン/アッサンペアとの対戦であった。今年の世界選手権者に対して互角の戦いを魅せてくれた遠藤/渡辺ペアであったが一歩及ばず準優勝に終わってしまった。
敗れてしまったが今回のツアーファイナルズは4勝1敗の好成績で終えることができたことは評価してよいと思う。
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「2種目を通じて、あれだけ高いレベルの中で高い集中力を保って試合をできたことは収穫。(前回大会とは違い)負けた試合より勝った試合の方が多いのはうれしいですけど、めざしているのはそこではなく、10試合を勝って2種目で優勝なので、悔しい気持ちがあります。五輪レースは続くので、先に、先に、進んでいきたいです。」とは渡辺勇大の試合後のコメント、前向きな姿勢がでており期待がもてそうだ。

by motokunnk | 2019-12-16 10:05 | スポーツ全般
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