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藤井七段快勝で王位戦リーグ入りまであと1勝

将棋の第61期王位戦予選があり、藤井聡太七段は出口若武四段と対局した。藤井七段の先手番となった将棋は角換わり腰掛銀という藤井七段の得意とする形ですすんでいった。
出口四段も研究してきたと思え、指し手はすすみ、午前中でなんと50手が指される早指しとなっていった。午後にはいると両棋士とも長考にはいり、出口四段の9二角打ちの好手がでたのに対し、藤井七段がほとんどの人が予想しなかった奇手9三角打ちをはなった。
藤井七段が相手陣に打ち込んだ角は、攻防にはたらく手厚い位置に成り返って馬に出世し、この手から藤井七段が優勢に将棋をすすめていった。
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将棋は97手で藤井七段が勝利しリーグ入りまであと1勝となった。次戦は斎藤慎太郎七段との対局となる。年内に対局が予定されているようだが過去2連敗しているだけにどんな対局となるのか楽しみである。
その藤井七段、昨日発表された東京オリンピックの聖火ランナーに選出された。地元愛知県でランナーを務めるそうで「笑顔が届けられるよう、聖火ランナーの一員として自分らしく精一杯走りたいと思っております」と局後の質問に受け答えていた。将棋界からは他に羽生善治九段が埼玉県、佐藤康光九段が京都府、そしてカロリーナ・ステチェンスカ女流1級(山梨県の親善大使をしているそうだ)が山梨県から選ばれている。
聖火ランナーといえば、第1走者に2011年のサッカー女子ワールドカップ優勝のなでしこジャパンメンバーが選ばれた。福島のJ1ビレッジをスタートする聖火リレーにふさわしい人選であったと思う。
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そして現在のなでしこジャパンは韓国で開催されている東アジア選手権で地元韓国を破って3連勝で4大会ぶりの優勝を飾った。東京オリンピックに向け、いいスタートがきれたのではないだろうか。

by motokunnk | 2019-12-18 10:02 | 日記
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