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神戸製鋼強し、山口茜優勝、トヨタ悔しい2、3位

ラグビートップリーグ第3節の2試合が行われた。ノエビアスタジアム神戸で開催された神戸製鋼対サントリーの試合は2万6312人の大観衆でスタンドが満員となった。昨年の1位、2位対決だけに関心があったとは思うが、それでも2万人以上が集まるとはラグビー人気が高まっていることの証明なのかもしれない。試合は開始直後からサントリーペースで進み、4分にSO田村煕のトライで先制した。神戸製鋼にPGで反撃されたがサントリーの攻撃は終わらずにトライを貪欲にねらっていった。
惜しかったのは15分過ぎ、FB松島が完全にラインブレイクに成功し、パスをもらったWTBテビタ・リーがゆうゆうトライと思われたが、ゴールライン直前でボールを落としてしまい、トライはならなかった。
ここでトライを挙げていれば12-3(もしくは14-3)となっていただけに惜しい落球であった。その後、神戸製鋼に同点トライを奪われ、PGで16-17と1点差にして前半終了と思われたが、神戸製鋼のSOカーターのキックは10mラインを少し超えたところに落下、これを神戸製鋼選手がキープして攻撃権を得てサントリーの反則を誘発した。
神戸製鋼がPGを決め、前半を20-16で終えることに成功した。1点差であればPGで逆転可能であるが、4点差ではトライを狙うしかなく、後半の試合運びに制約がでてしまうサントリーにとっては悔やまれる失点であった。
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後半は神戸製鋼ペースで試合は進み、結局35-29で神戸製鋼が勝ち、開幕3連勝を飾った。試合運びに数段のうまさがあった神戸製鋼完勝の試合だったかもしれない。
バドミントンのタイマスターズ決勝が行われた。女子シングルスで決勝に進んだ山口茜の対戦相手は韓国の若手アンセヨンである。準決勝で大堀彩に勝って決勝進出しており、日本人選手に対して対戦成績でアドバンテージを持っているだけに東京オリンピックを考えると負けられない相手である。
第1ゲームを21-16で奪った山口であったが、第2ゲームは8連続ポイントを奪われるなど9-14とリードされてしまった。しかし粘りをみせた山口が再逆転し19-16とするもののアンセヨンも粘って試合はデュースに持ち込まれた。
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ここで2ポイントを奪った山口が昨年7月以来の優勝を飾った。腰痛などで体調不良が続いた山口であったが年末からは調子も上向いてきたようで、格下の大会とは言っても準決勝ではスペインのマリン、そして決勝はアンセヨンと東京オリンピックに出場するであろうライバルを撃破しての優勝は価値が高そうだ。山口の完全復活をみたような大会でもあった。
WRC第1戦ラリー・モンテカルロディ4が行われた。ディ3で1、2位体制を築いたトヨタチームであったが、最終日となるディ4では3位につけたヒュンダイのヌービルの速さについていくことができなかった。4つのSSすべてで最速タイムをマークされ、6秒あったリードもあっさりなくなってしまい、ヌービルに逆転優勝を許してしまった。
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連続優勝が途切れてしまったオジェが2位、そしてエバンスが3位とダブル表彰台を確保、WRカーでのデビューとなったロバンペラは5位、ラリーチャレンジプログラムで出場した勝田貴元は、自己最高リザルトとなる7位でフィニッシュ、トヨタヤリスWRCは4台揃っての入賞を果たし、チームとしては満足のできる結果ではあった。
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第2戦は2月13日からのラリー・スウェーデンである。2017年にはラトラバ、昨年はタナックが優勝したトヨタにとっては相性のよいラリーだけに開幕戦の悔しさを晴らす絶好の舞台となってほしいものである。

by motokunnk | 2020-01-27 09:21 | スポーツ全般
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