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日本ハムカード勝越し、豊島二冠連敗ストップ

日本ハムが6連戦のカードで初めて勝越しを確定した。カードは5連戦であったがオリックスに対して4勝1敗の好成績であった。
第5戦は投手戦となり、日本ハムの先発・バーヘイゲンとオリックスの先発・田嶋の投げ合いに打線も沈黙した。特に日本ハムは5回まで2安打と田嶋に完璧に抑え込まれていた。しかし6回、一死後、2番に入った高濱がヒットで出塁すると続く近藤も安打(センターが後逸した間に2塁を奪う)で一死2、3塁と先制のチャンスをつかんだ。
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中田翔は凡退したものの、大田泰示が四球で満塁とし、渡邊諒が先制タイムリーを放った。続く横尾俊健もラッキーな死球でこの回2点目をあげ2-0とリードした。8回に1点を返されてしまったがその裏に中田翔が13号を放って3-1とし逃げ切った。
バーヘイゲンは地元札幌で初勝利、チームも6連戦初の勝ち越しとなり、混戦模様のパリーグでの上位進出を狙う足掛かりができたようだ。
将棋の第5期叡王戦七番勝負第6局が行われた。注目は目下連敗中の豊島将之二冠が永瀬拓矢二冠に勝つことができるかどうかにあった。
先手番の豊島二冠、互角の将棋となったものの終盤に一歩抜け出し139手で永瀬二冠を破って自身の連敗を止めるとともに叡王戦も2勝2敗2持将棋と対戦成績を五分に戻した。
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熱戦の続く叡王戦はこの結果、第8局まで対局が続くことが決まり、将棋ファンとしては永瀬二冠と豊島二冠の将棋がまた観られることにうれしい気分である。果たして第8局はいつ、どこでおこなわれるのであろう。
また第3回アベマTVトーナメントも準決勝が行われた。チーム渡辺とチーム三浦の決戦は第1試合から両チームのリーダーが対局する異例の出だしとなった。三浦九段が渡辺二冠に勝ち、幸先のよいスタートとなったチーム三浦、2勝1敗とリードした。
チーム渡辺は苦しい展開となった第4試合、ここで渡辺二冠がチームリーダーとしての貫禄を魅せた。先手番で好成績をあげている本田奎五段に対して抜群の指しまわしで完勝し対戦成績を五分に戻すと近藤七段が勝利して逆に3勝2敗とチーム広瀬をリードした。
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第6試合は石井六段と三浦九段の対局となり石井六段が勝利して4勝目をあげ、近藤七段が第7試合も勝利してチーム渡辺の決勝進出が決まった。チーム渡辺は第4試合から4連勝で決勝進出を決めることとなった。8日に行われる準決勝、果たしてどちらのチームが決勝に進むのか楽しみである。

by motokunnk | 2020-08-02 10:29 | 日記
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