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王将位挑戦者は誰、2歳ランキング

第70期王将戦挑戦者決定リーグも大詰めを迎えている。挑戦者争いは無敗の豊島将之二冠と永瀬拓矢王座、そして1敗の羽生善治九段の3棋士に絞られたが、この3棋士が昨日対局した。
風邪のため入院してしまい、竜王戦の第4局をパスしてしまった羽生九段、16日に退院して17日に対局とその体調が心配された。
しかし、元気な姿で対局場に現れ、木村一基九段と対局した。戦型は矢倉となり、木村九段の急り、戦をかわしながら反撃を開始し、91手で羽生九段が快勝した。羽生九段の攻めが炸裂した一局であったといえる。
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これで羽生九段は1敗を守り、王将位挑戦レースに踏みとどまった。
豊島二冠は永瀬王座との全勝対決であった。この将棋も矢倉の戦型となったが、羽生九段対木村九段の対局とは異なり、じっくりした形の将棋となり、午後6時を過ぎても互角の状況であった。
しかし消費時間に余裕のある永瀬王座が徐々にリードしていき、優勢な局面を作り出した。豊島二冠も追い込まれながら必死の粘りをみせたものの169手で永瀬王座が勝利した。
これで永瀬王座は5連勝となり、最終局に勝利すれば王将位挑戦が決まる。一方1敗で並ぶ豊島二冠と羽生九段は最終局での対局となり、いずれか勝利した方が1敗を堅持することとなる。
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この場合、永瀬王座が最終局の広瀬章人八段に敗れた場合のみ、挑戦者決定戦が行われるが、永瀬王座が勝つと永瀬王座が無敗の挑戦者となる。
一方の残留争いはすでに木村一基九段と佐藤天彦九段の降格が決定、広瀬八段と藤井聡太二冠で残り一枠を争っている。
広瀬八段は永瀬王座に勝利すれば残留は決定、藤井二冠は木村九段に勝利してなおかつ広瀬八段が負けない限り残留はできない。いすれにしろ最終局は20日に3局一斉に行われる。
この時期、各スポーツ紙ではデビューした2歳馬のランキングを独自に発表している。そんな中、「Road to Classic」をコンセプトに、ランキングを発表している新聞がある。
それによると、デイリー杯2歳Sをレコード勝ちしたレッドベルオーブが牡馬のランキングトップに輝いている。
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2レース連続してのレコード勝ちが評価されてのトップと思われるが、折り合いを欠く面も見せており、マイル以上の距離適性は未知数のようだ。12月のG1はどの路線に進むかは未定だが、朝日杯FSに進むのであれば1番人気は間違いなさそうだ。

by motokunnk | 2020-11-18 08:59 | 日記
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