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今年1年を振り返ると

世界中でコロナウィルス禍の影響でスポーツが大打撃を受けてしまった。各種の大会が中止または延期される中で個人的に注目した事例がいくつかあった。
まず最初にあげるのはインディカーレースの佐藤琢磨である。インディカーレースもコロナウィルスの影響を受け、シリーズが延期され無観客での集中開催となった。そんな中で行われたインディ500マイルレースで予選3位を獲得し、日本人として初めてのフロントローを獲得した。これだけでもニュースとなるのだが、当日のレースでは150周を過ぎたあたりでディクソンを抜いてトップに立つとそのままゴール、なんと3年ぶり2度目のインディ500ウィナーとなった。
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1度優勝するのも大変なインディ500、2回も優勝するとは考えられない。今日NHK-BS1スペシャルでその真実が語られる。ぜひ観ようと思う。
次にあげるのは競馬の世界、無敗で牡馬三冠を成し遂げたコントレイルである。JRAなど競馬関係者の努力もあり、無観客で競馬が開催され続けられた。その中で今年は牡牝それぞれ無敗の三冠馬が誕生した。そしてアーモンドアイが芝G1でレコードとなる9勝目をあげた。
その中で一番印象に残るのはコントレイルである。サリオスとの無敗対決を制した皐月賞、圧勝した日本ダービー、そしてアリストテレスと死闘を演じた菊花賞とどのレースも記憶に残っている。
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ジャパンカップではアーモンドアイに敗れてしまったが、今季の競馬シーンを盛り上がてくれた一頭であることに間違いない。福永祐一によればまだまだ成長途上だそうだ。来年はどんな記録を打ち立ててくれるのか楽しみである。
バドミントンの渡辺勇大も大活躍した選手である。年明けは自身の怪我の影響で国際大会を欠場していたが復帰した全英選手権の男子ダブルスで見事に初優勝した。日本人ペアとして初のことである。本人は2018年に混合ダブルスで優勝しているが混合ダブルスも日本人ペア初の出来事であった。
その後、国際大会が次々と中止となる中でむかえた年末の全日本総合選手権、東野有紗と組んだ混合ダブルス、遠藤大由と組んだ男子ダブルスの2種目にエントリーし、それぞれの種目で1ゲームも落とさずに決勝に進んだ。
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そして迎えた決勝では、まず混合ダブルスでは日本ユニシスの先輩ペアとの対戦であったが実力を如何なく発揮して優勝すると、最後に行われた男子ダブルス、トナミ運輸の保木/小林ペアの挑戦を受けた。
第1ゲームは終盤までリードされる展開であったが、ワンチャンスをものにして流れを一気に引き寄せ逆転で奪うと第2ゲームは完勝し、2年連続して2種目制覇を果たした。渡辺勇大自身としては3度目の2種目制覇である。
東京オリンピックが開催されるかどうかは不明ではあるが、開催されれば二冠候補として脚光を浴びそうである。
今年1年、記憶に残った3つのシーンであった。来年はどんなシーンが記憶に残るのだろうか、楽しみである。

by motokunnk | 2020-12-31 09:45 | 日記
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