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2011年 05月 10日 ( 1 )

旧朝倉家住宅を訪ねて

昨日のブログで予告したが、今日は旧朝倉家住宅について書くことにする。以前から代官山交番の前に旧朝倉家住宅があることは知っていたが、中に入ったのは今回がはじめてである。
国の重要文化財の指定を受けているだけあって、管理は行き届いているようである。見学者もちらほらおり、ちょうど閑散と混雑の中間ぐらいの人出といったほうがよいかもしれない。受付で観覧料を支払い、栞をもらってあたりを見ると、まず附属屋が目にはいる。
母屋が建設された時から車庫として建設されたそうである。その後、管理棟として改造されたそうであるが、現在は車庫として復原されている。
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さて実際に今回の主目的である旧朝倉家住宅の見学に移ることとする。玄関で下足した家に入ると説明プレートに見学順路が記載されている。まず、右にある応接間を見てから階段をあがり、2階にある広間を見学せよと順路は言っている。その通りに見学することにする。
応接間を見て階段を登ることにする。重要文化財ということもあり、バリアフリー対策はとられていないので手すりはなくしかもかなり急なので足元に十分注意して無事に2階に到着。
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まず窓からの眺めのよさに感嘆である。上の写真は庭園を写したものであるが、昔は遠く富士山が見えたというのは事実であろう。この近くには関東の富士見100景に選ばれた地点もあり、あながちパンフレットにある説明に納得した。
2階の広間を眺めるとそこには懐かしい光景が広がっていた。床の間の隣にある「違い棚」である。私の生まれ育った家にも「違い棚」がある日本間があったのでそれを思い出し懐かしくなってしまった。朝倉家ほどりっぱでも広くもない家であったが
建てられたのはほぼ同年代と聞いているので、書院造りを模試て建設されたのだと思う。さて広間を抜けて階段を降り1階に戻る。りっぱな中庭がある。この時代の上流階級の家には中庭が必須条件であったと聞く。中庭を見ながら談笑!、何ともお洒落ではないかと思う。
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さて中庭に面して(というか廊下を挟んで)杉の間と命名された和室が3室ある。そこにも違い棚があり、懐かしさのあまりここでも写真にしてしまった。旧朝倉家住宅はストロバを利用しなければ写真撮影OKとのこと、うれしい配慮である。さて会議室を抜け玄関より庭園見学と洒落込むことにする。
庭園は、崖線[がいせん]という地形を取り入れた回遊式庭園となっている。
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確かに崖といえなくもない結構急な坂を下りて行くはめになってしまった。足元注意と言われてもつかまるものもないので転ばぬよう細心の注意を払って庭園見学としたしだいである。
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灯篭や水花など見るべきものはたくさんあり、庭からみる母屋もまた美しい。秋にはモミジが満開となるそうであるから、これを機会にまた訪れようかと思う、そんな旧朝倉家住宅であった。
渋谷区のホームページにも旧朝倉家住宅を紹介したページがあり、そこにはで各所の説明がPDFにてダウンロードできるようになっているので、見学の際に持参するのもいいかもしれない。

旧朝倉家住宅 → http://www.city.shibuya.tokyo.jp/est/asakura.html

1話目(3部構成) → 散歩を楽しく/東京建築さんぽマップ
3話目(3部構成) → 散歩を楽しく/代官山番外編

代官山番外編 → 散歩を楽しく/雨上がりの代官山と紫陽花散策
by motokunnk | 2011-05-10 20:25 | 公園・庭園・遊歩道 | Trackback(175) | Comments(0)