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2013年 02月 19日 ( 1 )

天声人語と余禄のテーマはロシアの隕石落下関連

今日のGoogleのロゴマークはコペルニクス生誕540周年ということもあり、宇宙をイメージしたものとなっている。
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そのこととは何の関係もないであろうが、今日の朝日新聞の天声人語と毎日新聞の余禄では見方は違うがいずれもロシアの隕石落下について語られている。
まず、天声人語についてから、概略を書くとする。「鳥か! 飛行機か! いや、隕石だ」と懐かしい人にとってはあのフレーズが記憶から呼び出される。TV放送で話題となった「スーパーマン」のキャッチである。これを英字新聞で見出しをつけたものがあったそうだ。
「好きなもの いちご 珈琲(コーヒー) 花 美人 懐手(ふところで)して宇宙見物」は物理学者寺田寅彦のざれ歌だが、と続き、かの物理学者も「懐手で見物」の余裕はなかったはずとまとめている。時に宇宙はとんでもない贈り物を地球上に落としてくれる。
流れ星ももともとは隕石が地球に落下してくるものを称しているので、たまたま巨大隕石が地球表面まで到達してしまったのが、今回のロシアの事件である。米航空宇宙局の推算によれば、長崎型原爆25個分のエネルギーで大気圏に突入したという。「もう一つの太陽のようだった」という目撃談は誇張ではあるまい。
と言っているのも間違いなさそうだ。そして結論は「天に星、地に花、人に愛という。されど天・地・人のうち、ひとり「人」だけが利害や欲で互いを痛め合っている。落ちてきた訪問者、人界を何と見ることだろうか。」とまとめている。ちまちました地球上での問題に目くじらをたてて争うより、もっと宇宙からの脅威に対抗すできとの考えもあるのかもしれない。
そして余禄については、「「天狗」といえば長い鼻の赤い面を思い浮かべる…」というタイトルで天狗のルーツを解き明かしている。「日本書紀」に日本最古の天狗の記事があるのは、舒明(じょめい)天皇の9年春「大きな星が東から西に流れ、雷に似た大きな音がした」とのくだりだ。
中国でも火球や隕石を天狗と称していたようである。天狗伝説のある鞍馬(くらま)山などには威力ある神霊が金星から飛来したという伝承がある。人里離れた山奥での隕石による怪光や怪音の見聞が天狗伝説を生んだというのなら分かりやすい。とまとめている。
ここからロシアの隕石落下の話題となっていく。米NASAの推定では隕石は直径17メートル、重さ1万トンに及び、落下中は太陽より明るく輝いていたとみられている。やって来たのは金星ならぬ火星と木星の間にある小惑星帯からで、NASAのいう「100年に1度」という現象が人間の居住地域を襲ったわけである。
とこちらも米航空宇宙局の報道を孫引きしている。ただし今回の隕石落下は多数の人がその目撃し、動画サイトにアップしているので、研究者にとっては今までと違い、有意義な研究材料となりそうである。「コペルニクス的転回」という言葉にふさわしい出来事なり、発見が出てきてほしいものである。
コペルニクス生誕から540年、地動説を提唱した天文学者の生誕に併せて宇宙からの贈り物がきてしまったことを幸運に感じて研究に没頭してほしいと思う。
参考URL → 隕石落下映像
参考URL → 余禄アーカイブ
参考URL → 天声人語アーカイブは3か月分
参考URL → ロシアの隕石落下、負傷者は1000人に
by motokunnk | 2013-02-19 19:34 | 日記 | Trackback | Comments(0)