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2013年 04月 26日 ( 1 )

図書館戦争封切りにあわせてちょっと一言

明日から実写版「図書館戦争」が封切りされる。テレビ各局にスポットCMが放映されているのを見かけるし、ネットニュースではアニメ版と実写映画のコラボレーション番組も放送されているようである。
このブログでも以前に図書館戦争のことについて書いた記憶があるが、私の記憶に残っている場面は図書館内乱にでてくる難聴者についてのお話であった。実にきめ細やかに記載されているので、小説内で描かれていた「レインツリーの国」(筆者が書いてしまった)まで読んでしまったほどである。d0183174_19131057.jpg
「レインツリーの国」についてその概略を説明すると、「自分が好きな小説の感想を書いているウェブサイトを探していて、共感できる感想を書いていたウェブサイトを見つけた男性が、そのサイトの管理者であり難聴を抱える女性との交流を重ねていく。」というストーリーである。
難聴を抱えている少女の描写がやけにリアルであったので感心した。著者あとがきを読んで納得したのだが、著者の旦那さんも以前突発性難聴にかかったことがあったそうだ。その際の処置が適切で今は難聴の症状がでていないそうである。
身内で難聴の危機があると当然難聴についても調べるであろうし、調べた結果を本にまとめたくなるのは当然と思うので、その結果が「図書館内乱」や「レインツリーの国」でのシーンとなったと思う。
難聴といって種類もたくさんあるようで大きくは「伝音性難聴」と「感音性難聴」にわけられるそうだ。そしてもっと重要なことは、生まれながらの難聴者と中途で何らかの事故により難聴になった人でその扱いが全然違うということである。
そして中途から難聴になった人と生まれながらの難聴の人は一部反目しているということもあるようで(この部分はレインツリーの国の受け売りであるが)、手話にしても生まれながらの難聴者にとってはコミュニケーション手段として重要であるが、中途難聴者にとっては煩わしいものともいわれている。
「難聴=手話での会話」と思っていた私にとっては勉強になったことでもあり、人間まだまだ知らないことが山ほどあると認識を新たにしたきっかけでもある。
人間どこかで人に言えないメンタルな部分を抱えて生きているというのが「レインツリーの国」では描かれており、主人公の男性の父親は脳梗塞で倒れて故人となっている。
ただ脳梗塞から復活した際に、何と主人公のことを息子と認識する回路が壊れてしまったのか、母や長男は認識するが主人公(次男坊だそうだ)だけはヘルパーさんとして扱われ、すごくショックを受けたがそのことを受け入れたと小説では書かれていた。
私事で恐縮であるが、私の父親(もう亡くなって13回忌も終わっているが)も心筋梗塞を患ったときに意識は戻ったが記憶が戻らない期間がかなりあった。記憶の戻り方であるが息子や娘は認識するが妻を認識するまでにかなりの時間を要したと記憶している。一番お世話になる人の記憶が戻らないということは悲しいものであるなあと当時感じたことを小説を読んでいて思い出したしまった。
人間、五体満足で生きているといってもそれは外見だけであってその心身については何らかの人にいえない重石をもっているのかもしれない。そんなことを「レインツリーの国」はいいたかったのかと思う。
難聴がらみで申し訳ないが、佐村河内守氏のコンサートの放送が明日NHKEテレで放送される。NHKスペシャルの反響が大きく、ぜひ「HIROSHIMA」を聴きたいという声にNHKが対応した。明日の午後3時からの放送である。
最後に、きくという漢字を書くとすると、「聞く」「聴く」を何気なく使っているが、
聞く:耳で音や声を感じとる。たずねる。従う。
聴く:耳を傾け、注意して聞き取る。
と意味があるようだ。これからは使い分けに注意しなくてはと思う。
なんだかんだで図書館戦争についての話題からはみ出してしまったが、ゴールデンウィークは前評判の高い映画が封切られるが果たしてどんな興行成績となるのであろうか。
参考URL → 実写映画『図書館戦争』
参考URL → アニメ『図書館戦争』と実写映画『図書館戦争』がコラボ
参考URL → 難聴の種類と聴力
by motokunnk | 2013-04-26 19:15 | 日記 | Trackback | Comments(0)