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カテゴリ:美術館・博物館・美術( 95 )

横浜駅で見つけたパブリックアートなど

最近、副都心線でのパブリックアートを見てから、なんとなく駅のパブリックアートに気がつく機会が増えたように思える。街の中には絵画だけでなく、彫刻などのパブリックアートが各所に展示されているようである。最近、気がつくということはそれだけ心が広くなってきたのか、はたまた街中をきょろきょろ歩いているのかもしれない。
さて先日も横浜へ行った際、東横線横浜駅の中にパブリックアートを発見した。渋谷駅にあるパブリックアート(壁画タイプのもの)に雰囲気がよく似ているなあと思い、作者の名前を確認すると同一の作者であった。絹谷幸二「VIVA YOKOHAMA」と題された作品は2004年と印字されているので、例の副都心のパブリックアート作品(2008年)の4年前に製作された作品のようである。
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作品の説明によれば、横浜を代表する食料品会社からの要請により、みなとみらい線開通に合わせて壁画の原画を製作したようである。中央に富士山が描かれた見事な作品といえるのではないかと思う。
そして横浜駅にはもうひとつのパブリックアートの壁画がある。すべてを網羅してうぃるわけでないので、たまたま見つけたものだけを紹介しているので、この他にも壁画があるのかもしれない。そのときはまた紹介しようと思う。他ひとつの壁画は横浜駅西口をでてダイヤモンドシティに向かう途中に飾られている。
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「太陽とこども」という題がある壁画である。利根山光人という画家の作品のようでこちらは1982年4月に製作された作品のようで、飾られている場所の関係か、けっこう埃っぽい状態であったが、デザイン的には優れた作品をいう印象を受けた。これで綺麗な状態であればもっと目立つだろうにと若干惜しいような気持ちになったことも事実である。
帰宅し、作者である利根山光人なる人物をネットで調べると、マヤ文明をテーマにした作品を数多く残している画家で別名「太陽の画家」と言われたそうである。この作品も太陽をベースにしているので作風をそのまま反映しているし、どことなく中南米のカオリがする作品でもある。また、利根山光人記念美術館なるものが北上市に開設されているようだ。生前のアトリエを逝去後に個人美術館として公開したものだそうである。
パブリックアートは何も絵画だけでなく、いろいろな芸術作品が含まれるはずである。街歩きする際にはもっときょろきょろしながら目にはいったものを紹介していければと思っているのだが。
参考URL → 絹谷幸二
参考URL → VIVA YOKOHAMA
参考URL → 利根山光人
参考URL → 利根山光人記念美術館
by motokunnk | 2013-03-02 08:05 | 美術館・博物館・美術 | Trackback | Comments(0)

「ロバート・キャパ/ゲルダ・タロー 二人の写真家」を観て

横浜美術館で開催されている「ロバート・キャパ/ゲルダ・タロー 二人の写真家」を観てきた。今月初めのNHKスペシャルを見て、ロバート・キャパとゲルタ・タローなる戦場カメラマンの存在を知り、彼らの作品が横浜美術館で展示されていることを知り観てみたくなったのが本音である。
また恵比寿で開催されていた「第5回恵比寿映像祭」の際、写真美術館で飾られていたキャパの写真を観たのも動機の一因でもある。
横浜美術館は入館するのは初めてである。割引券がヒカリエ8階にあったのでそれを活用、千円で入場券を購入して展示会を見ることにした。
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まず、ゲルタ・タローの作品から展示されていた。NHKスペシャルでも沢木耕太郎が語っていたが、タローは正方形に写るローライを使用していたので写真は全て正方形で正方形ゆえの演出(空を大きく捉えていた!)も考えられていた。それと人物(子どもや女性活動家)を構図として選んでいた写真が多かった。彼女自身、初めての女性戦場カメラマンとして活動していたので、女性の活動家を積極的にPRしたいという思惑もあったのではないかと説明には書かれていた。
スペインで死ななければ、多数の作品を残したと思うので非常に残念である。パリでの葬式は数万人が参列したそうで当時としては超有名人だったようだ。
そして次はロバート・キャパの193点(美術館保有)の写真の展示である。193点を5つの時代にわけて展示されていた。「崩れ落ちる兵士」や「Dディ」の写真など迫力あるものばかりであった。ヘミングウェイと親交があったそうで、ヘミングウェイの写真も展示されていた。日本にも死ぬ直前に来日して数多くの写真を残していたようで、その中からも作品がピックアップされて展示されていた。
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ちなみにキャパもタローも本名ではなく、ロバート・キャパはアンドレ・フリーマン、ゲルタ・タローはゲルタ・ポホリレというそうである。タローというネーミングは岡本太郎から拝借したという説が通説となっているそうである。
館外では「アーティストの言葉たち展」も開催されており、著名な人の一言が飾られていた。けっこう有意義なときを過ごした。
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参考URL → 横浜美術館 - ヨコハマ・アートナビ
参考URL → キャパとタロー
参考URL → Magnum Photos
参考URL → Gerta Pohorylle
参考URL → ~"戦場"写真 最大の謎に挑む~
by motokunnk | 2013-02-26 19:08 | 美術館・博物館・美術 | Trackback | Comments(0)

散歩を楽しく/Monster展と渋谷金王丸とエトセトラ

一昨日の土曜日、ヒカリエ8階のイベントスペースに行ってきた。東日本大震災から来月で丸二年となる。新聞では、震災自体が風化してしまっているとの記事も見受けられる。先日、ニュースではニュージーランドでの地震の2年目の追悼式典が放送されていた。
思えば、ニュージーランドの大震災が発生して1か月もたたないうちに東日本大震災が起こってしまったということを改めて思い出した。他国の災害ではあるが、人の記憶というものは風化していってしまうものだと実感したしまった。
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そういうわけではないが、ヒカリエ8階のイベントスペースで「第1回東日本大震災チャリティ展」が開催されているとのこと、早速どんな展示がされているのかを見学することにした。「MONSTER Exhibition 2013」と題されているチャリティ展は午前11時オープンであった。オープン直後であったので、来館者は少なかったが、それでも家族連れなどが真剣に展示を眺めていた。奥にスクリーンがありその手前に仙台市の地図がある。説明を見ると、地図上の光を手でかざすと、その地点での被災状況写真がスクリーンに映し出されるというものであった。
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この仕組みは大学と共同で開発されたようだが、この仕組みがあれば、東日本大震災の記憶を風化させることなく、今後に語りついでいくことは可能かと思った。この他にも、怪獣のミニチュアや絵画など選ばれた30点が展示されていた。ホームページでは次のように紹介されている。
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「怪獣(MONSTER)をモチーフに、映像、絵画、造形、グラフィックといった、公募により選ばれた日本人アーティストの作品を無料で公開。作品の審査は「あいちトリエンナーレ 2013」で芸術監督を務める建築家・五十嵐太郎氏をはじめ、 プロのアーティストやデザイナーが行い、260 点以上の応募作品の中から30 点を選出します。会場では募金活動を行うと共に、震災の災害データを視覚的にわかりやすく伝えるため、anno lab×東北大学せんだいスクールオブデザインの協力により制作したインスタレーションやポスター展示も行います。単に震災の悲惨さを伝えるのではなく、多くの人々にアートやデザインを楽しんでもらいながら、 日々忘れがちになってしまう「大切なこと」を思い起こしてもらえるようなチャリティ展です。」27日まで開催されているので、帰宅時に顔をだしてみるのもいいかもしれない(午後8時まで開催、最終日は午後5時まで)。
今日も夕方に震度5強の地震が栃木県北部であったが、地震の備えはしっかりとしておく必要があることを痛感した。
さて、ヒカリエ8階には「川本喜八郎人形ギャラリー」もある。ギャラリーには現在「平家物語」、「三国志」の人形が展示されている。そのギャラリー入口には「渋谷金王丸」の人形が展示されている。開館当初飾られていたと記憶しているが、以前見たときは「玉虫」にかわっていた。そしてまた「渋谷金王丸」に戻ってたと言ったほうが適切かもしれない。
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説明用パネルには、渋谷区の施設(「川本喜八郎人形ギャラリー」は渋谷区の施設である!)からか、同じ渋谷区の施設である、「文化総合センター大和田」で開催された創作歌舞伎についての説明もなされている。昨年夏にこのブログで紹介したものと同じパネルが再度登場したのかもしれないが、リピータでない限りは新鮮に映るのであろう、人形を観に来た人も足を止めて「渋谷金王丸」の人形とその説明パネルを眺めていた。そういえば、市川染五郎も怪我から復帰するのであろうか、創作歌舞伎は彼の企画であったので再開されることを期待したい。
また、3月の最終土曜日には渋谷の金王八幡宮で「金王丸祭」が開催される。桜祭りも併催されるが、この祭りでは金王丸の木像が年に1回のお披露目があるので木像に興味のある人には注目である。私も昨年、初めてこの木像を見ることができた。
今朝のニュースでうれしいことが2つあった。いずれも海外で開催されたスポーツ競技での話題である。一つ目はイタリアで開催されているノルディックスキー世界選手権のジャンプ混合団体戦で日本チームが金メダルを獲得したことである。世界選手権で今大会から初めて設定された競技だそうだが、日本は高梨沙羅というエースが活躍してチームとして唯一1000点越えをして優勝とのことである。男子も伊東、竹内が100mジャンプを連発したそうで、男子ジャンプ陣にとってもうれしいメダルだったと思う。そういえば、女子の伊藤有希と男子の伊東大貴は北海道の下川少年団で一緒に練習した仲間だそうである。ふたりを指導した伊藤の父親にとってもうれしいニュースであったと思う。
そして二つ目のニュースはこちらもスポーツでテニスの全米室内選手権で錦織圭がツアー3勝目をあげたことである。それも1回戦から1セットも落とさずとのこと、シード選手が破れて決勝はノーシードの選手だったとか、準決勝は相手選手が怪我のため棄権したとかの幸運もあったかもしれないが、自身も左膝故障から1か月の復帰戦で結果をだしたことに自信を高めたと思う。男子テニス界は4強が君臨しているといわれているが、今年は4強を脅かす存在になってほしいと思うのはテニスファンの願望かもしれないが、その願望も実現を帯びてきているようだ。
参考URL → 第1回東日本大震災チャリティ展
参考URL → 第1回東日本大震災チャリティ展(HIKARIE)
参考URL → 風化実感、健康悪化も 7割「住居めどなし」
参考URL → 日本、ジャンプ混合団体で優勝
参考URL → テニス専門ネット
by motokunnk | 2013-02-25 19:19 | 美術館・博物館・美術 | Trackback | Comments(0)

散歩を楽しく/副都心線のパブリックアートその2

先日といっても2週間ほど前であるが、散歩で明治神宮に行った際に北参道から帰宅することにした。副都心線では駅にパブリックアートを製作して展示してあることを知ったので、帰りは副都心線を利用して帰ることにした。
途中、明治神宮駅で下車すれば、2駅のパブリックアートを見ることができるわけである。さて、北参道駅のパブリックアートは改札口正面にあった。吉武研司製作の「晴のち雨のち晴」である。吉武研司の製作にあたってのコメントがあったのでそちらを掲載する
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「僕の最初の陶板壁画である1996年10月完成の兵庫県淡路島の洲本市にある柳学園への「太陽のように」、2005年の順天堂大学附属練馬病院(東京都練馬区高野台)への同名「太陽のように」に続くオープンスペースの仕事です。」とあり引き続き「陶板約600ピースでつくられます。絶えず往来のある場所なので巻物を想定して、どちらから歩いても晴れということで題名も「晴れのち雨のち晴れ」としました。」とある。
確かに改札口前のスペースであるので、乗降客はどちらの方向からも来るので題名のネーミングは納得である。
そして明治神宮駅には2つの作品が飾られている。ひとつは野見山暁治作の「いつかは会える」である。
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こちらの作品は渋谷駅に展示してある「海からのかおり」と同じステンドグラスを用いた作品である。野見山暁治の製作にあたってがあったので掲載することにする。「神宮前、原宿という起伏の豊かな土地には自然の力が漲っている。緑につつまれた荘厳さもある。そこへ若者たちが入ってきて。今日的な色彩が溢れ、新しい生活様式の拠点となりつつある、画面上のそれぞれの形態や色彩で、それらを具体的に説明しようとするものではなく、この界隈が抱くわたしのそうしたイメージが画面から発散してくれることを願うのです。」
確かにその通りの印象を受けるような気がする作品である。そして今日紹介する最後の作品は書道家・武田双雲の「希望」である。
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武田双雲の製作にあたってのコメントなどは見つからなかったが、双雲の作品には希望という文字が多く使われておりその延長上にこの作品があるのではないかと感じられた。
まだ他の駅にもパブリックアートが多数展示されている。機会があれば、それらも紹介していきたいと考えている。
参考URL → 「副都心線」駅構内に著名作家のパブリックアート
参考URL → お~タウン(作者が撮った動画あり!)
参考URL → 副都心線 駅のパブリックアート
参考URL → 晴のち雨のち晴
参考URL → いつかは会える
参考URL → 武田双雲
by motokunnk | 2013-02-23 08:37 | 美術館・博物館・美術 | Trackback | Comments(0)

散歩を楽しく/鍋島公園の梅と松涛美術館の公募展

昨日は風も強く、冬真っ盛りであった。体感気温は低かったが、カイロで武装して、梅の花を探しに近所をぶらつく事にした。思いつく場所といえば鍋島公園、歩いて20分弱の場所である。
鍋島公園(正式名称は鍋島記念公園だそうだ)は桜の名所として界隈では有名だが、梅が咲いていたという記憶はなく、心配であったが、1本の紅梅が見事に花を咲かせているのを発見した。
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桜の名所は数多くあるが、梅の名所は限られており、水戸や小田原が関東地方では有名だが、都内であればちょっと思いつかない。やはり冬に咲く花を観賞するのは一般的ではないのかもしれない。
鍋島公園まで来たので、松涛美術館に立ち寄って帰宅することとした。松涛美術館では17日まで、公募展が開催されている。今年は169点の応募があり、審査の結果94点が入選となり展示されている。
その中で8点が受賞作品に選ばれ、「ケープタウンのニックさん」という作品が大賞に輝いたようである。94点の作品はどれも力作で、絵は苦手な私ではとても描けそうもないない作品ばかりであった。
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また別の展示室では、「渋谷散歩」と題された松涛美術館所有の作品が展示されていた。主として渋谷区に在住の作家の作品が中心であった。夢二の作品も5点(いずれも雑誌の表紙のようだ)あっった。
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各展示とも目録も用意されている。無料公開しているので得した気分となった。さて今日の散歩はどこへ行くかこれから考えることにする。
参考URL → 松涛美術館
by motokunnk | 2013-02-17 08:46 | 美術館・博物館・美術 | Trackback(1) | Comments(0)

第5回恵比寿映像祭開催中

2月8日から東京都写真美術館を中心として、第5回恵比寿映像祭が開催されている。第5回ということは毎年開催されていたわけであるが気づいたのは今回が初めてである。早速、見学に行ってきた。
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恵比寿ガーデンプレイス内にある東京都写真美術館は何回か訪れたことがある。けっこう広い展示スペースがあったように記憶しているが、そこの中でどんな展示がなされているのかが楽しみであった。行ってみると3階から降りる形で展示紹介がなされており、映像ということもあり、最近の映像技術を駆使した作品が展示(上映といった方が適切か)されていた。
第5回のテーマはパブリックVSダイヤリーということで、「日記」をキーワードに、映像の力について考えるとのこと、当然映像の比重が大きくなっている。なかでもヒト・スタヤルの作品「紛争地域で誘拐され命を奪われた20人。捜査の末、その中に誰も身元を特定できない男が一人浮かび上がる。本作でスタヤルは、情報社会の盲点に消えた男の不確かな痕跡をたどる。」 を見て映像技術もさることながら、このような事実が起きていることの重大性についてビックリした。
世界の各地では私の知りえない事が起きていることに驚きを感じると同時に恐れもいだいてしまった。他にも興味ある作品が多数展示されていた。写真美術館をでて気づいたことがある。タワーとの間の小路に展示されている大きな写真の中にロバートキャパの作品が展示されていた。3日のNHKスペシャルで見た作品であったので記憶に鮮明に残っていたのですぐにわかった。テレビ画面と違って引き伸ばされた写真を眺めると迫力があり、戦争ということの悲惨さが伝わってくる1枚の写真であった。
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屋外や他のエリアでも映像祭も開催されているので連休中にそちらも見に行こうと思っている。
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恵比寿ガーデンプレイスやアトレイでもバレンタインディに向けての商戦活動が繰り広げられていた。
参考URL → 恵比寿映像祭
参考URL → ガーデンプレイスでの紹介記事
参考URL → ガーデンプレイスのバレンタインディ
参考URL → ロバート・キャパ/ゲルタ・タロー 二人の写真家
by motokunnk | 2013-02-10 09:09 | 美術館・博物館・美術 | Trackback | Comments(0)

散歩を楽しく/渋谷駅のパブリックアートプロジェクト

渋谷駅地下通路を歩いていると気がつくことがある。みやした公園側から渋谷駅に向う地下通路にこのような巨大な壁画が飾られている。この通路は散歩の帰り(代々木公園からの帰路によく利用する)などに歩いている。壁画の横には説明プレートが用意されており、作品名は「きらきら渋谷」、原画は絹谷幸二作となっている。
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絹谷幸二という画家について調べてみると、洋画家で作風は「純然とした空の青を背景に、限定された形の中に明るく躍動的な色彩で描かれた人物などが特徴とされる。」とあり、「アフレスコという壁画技法の国内第一人者でもある。」と説明されている。なるほどアフレスコという壁画技法があることを初めて知ったわけである。
主な代表作品にも「東京メトロ副都心線の開通を記念して渋谷駅にパブリックアート(陶板壁画)≪きらきら渋谷≫を制作(2008年)」にあり、副都心線開通を記念しての作品ということを知った。それで説明プレートに副都心線の路線図が書かれていることに納得したしだいである。
副都心線が開通し3月には東横線との相互乗り入れが実現するが、副都心線開通に併せてパブリックアートプロジェクトなるものがあり、副都心線各駅で≪きらきら渋谷≫と同様、壁画が製作され展示されていることを知った。そして渋谷駅にはもう一箇所で《海からのかおり》という作品が飾られている。場所は副都心線と半蔵門線の乗り換え通路が交差する出口のところである。
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こちらはステンドグラスに作品が描かれており、原画は大津英敏とある。大津英敏についてその略歴を調べると、洋画家で作風は「初期は毬シリーズと呼ばれる作風だった。娘の誕生を機に彼女をモデルに描きはじめる。バルテュスの影響があるといわれている。家族を題材にした淡い色調の作品が多い。」実際、《海からのかおり》にも娘さんが絵画の真ん中に描かれている。
ちょうどパブリックアートプロジェクトが完成したときに原画展も開催されていたようだ。もっと数年早く気づいていれば原画を見ることができたのに残念である。いずれの作品も製作段階での動画がYOUTUBEで公開されている。今度他の駅のパブリックアートも見に行こうかと思っている。
参考URL → 絹谷幸二
参考URL → 陶板レリーフ「きらきら渋谷」(原画:絹谷幸二)[YOUTUBE]
参考URL → 大津英敏
参考URL → ステンドグラス「海からのかおり」(原画:大津英敏)[YOUTUBE]
参考URL → 東京メトロ副都心線開業記念 『パブリックアート展』
by motokunnk | 2013-01-26 09:03 | 美術館・博物館・美術 | Trackback(19) | Comments(0)

散歩を楽しく/ヒカリエではみかわち焼展が開催されていた

日曜日にヒカリエに行き、「みかわち焼展」を見てきた。焼物には興味があったことはあるが、「みかわち焼」とはどんな焼物なのか皆目見当がつかずに会場を訪問した。予備知識としては長崎県という地名からして伊万里焼や有田焼に近い技術ではないかというレベルであった。
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午前11時開館ということで、いつもより若干遅く家をでて会場のヒカリエ8階に出向いた。開館直後なのか来館者はほとんどおらず、ゆっくりとみかわち焼展を見ることができた。
「現在の長崎県佐世保市に技術の粋を集めたやきものがありました。そこで焼かれたやきものは、藩の名称から当時は「平戸焼」、現在は「みかわち焼」と呼ばれています。このやきものは、藩の厚い保護を受けていたため、江戸時代のさまざまな経済の荒波に巻き込まれることなく、技術の粋を極めた細工 ものや茶道具などをつくり続けることができました。」
と説明にあるように、どちらかと言えば「有田焼」に近い印象を受けるがそもそもが独立した考えで技術が確立されてようである。みかわち焼の特徴として「透かし彫り」「染付」「細工」「白磁」「唐子」の技術が5つのパネルで紹介されていた。
また、第15代陽山・中里末太郎のパネルも用意されていた。帰宅して調べてみると代々陽山という名称は「みかわち焼」の名代として継承されているようである。
それほど広くない会場で担当の方からしおりを渡されてしまったのには恐縮した。真剣に見ていたのかもしれないし、た来場者に配るように考えていたのかはわからないが、渡されて嫌な感じはしないので家に帰りよく見ることとした。そのしおりが下記である。
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「みかわち焼」を常設展示している美術館の紹介もあり、3つ折りだが内容は申し分ないと思う。機会があれば訪問したい場所である。
参考URL → みかわち焼
by motokunnk | 2013-01-22 19:08 | 美術館・博物館・美術 | Trackback | Comments(0)

MRI検査と記念企画展

昨日は懸案となっていた頭部MRI検査を近所のスキャニングセンターで実施、結果は後日かかりつけのクリニックで聞くことにした。その後、渋谷区郷土博物館。文学館で開催されている記念企画展を見ることにした。
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記念企画展は渋谷区の区制施行80周年の記念企画として計画されたもののようで「独歩・花袋・国男 -丘の上の青春ー」と題されていた。国木田独歩、田山花袋が渋谷区に住んでいたことは知っていたが、柳田国男が住んでいたことは知らなかったのでその関係を知りたくて展示をみることとした。
柳田国男は渋谷区に住んだことはないようだが、国木田独歩、田山花袋と詩集「抒情詩」を刊行していることから、また田山花袋の葬儀には友人代表として参列していることから企画展の文化人として選ばれたのではないかと思う。26日には企画展の説明を聞く催しがあるようだ。その他には龍土会なるものを企画して明治後期の文学界を3名で牽引したことが紹介されていた。
ここのところ雑学を勉強する機会に恵まれているようである。企画展以外の常設展示は前回とほとんど変わっていないが、改めて見て行くと渋谷区の歴史がよくまとめられている。
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昭和30年代の家屋室内の再現など私の子ども時代の記憶を蘇らせてくれるものがたくさんある。また地下2階には文学館と称して渋谷区にゆかりのある文学者の紹介と関連する書籍が展示されている。三島由紀夫や平岩弓枝なども渋谷区に住んでいた時期があったのである。
参考URL → 企画展
参考URL → 読売新聞ニュース
参考URL → 龍土会
by motokunnk | 2013-01-20 08:51 | 美術館・博物館・美術 | Trackback | Comments(0)

ヒカリエ8階の魅力あるスペース

連日渋谷ヒカリエの話題となってしまった。昨日の記事でヒカリエの集客能力が高いという記事を紹介した。年賀状の追加を作成したので、投函がけらヒカリエまで足をのばした。
ちょっと歩くとヒカリエに行ってしまうことが都心に住んでいることのメリットなのかもしれない(そのぶん、高い固定資産税を支払っているが)。ヒカリエは土曜日午前ということもありそれほど混んでいるというわけではないが、平日に比べると人の入りは多いようである(カミさん曰く、平日はガラガラだそうだ)。家族連れやカップル、女性のグループが多いようで一人で来ている人は少数派のようだ。
さて、以前紹介した8階にある川本喜八郎人形ギャラリーであるが、正面のウィンドウの中の説明板が変わっていた。展示されている人形は「三国志」と「平家物語」で変わっていないが、「三国志」を代表して「張飛」、「平家物語」を代表して「源義経」のパネルと説明にかわっていた。まだエントランス脇のケースの中に飾られている人形も以前は「金王丸」であったが、いつのまにか「玉虫」にかわっていた。数ヶ月に1回来てみると変化に気づく新しい発見であった。
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ヒカリエ8階は他のスペースとは違って、渋谷区の施設が入居している。川本喜八郎人形ギャラリーもそのひとつであるが、その奥には渋谷区役所の出張所が開設され土曜日も営業しているので、何か書類が必要となったときは便利である(そのぶん、便利に利用していた氷川出張所は閉鎖になってしまったが)。
その他の8階のスペースといえば、小規模なイベントスペースとして割り振られている。ホームページの説明を読むと「東急文化会館のDNAを持つクリエイティブスペース」とあり、大きく7つのイベントスペースにわかれているそうである。その中で先日紹介した クリスマス アートフェア 2012やアートの贈り物 ―現代美術の巨匠から若手アーティストまでが開催されていたわけである。
「アートの贈り物 ―現代美術の巨匠から若手アーティストまで」が開催されていた場所では「INAXライブミュージアム「世界のタイル博物館」コレクション」が7日までの日程で開催されている。
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またクリエイティブラウンジと名づけられたスペースでは『映画「ムーンライズ・キングダム」コンセプトショップ』が開かれており、映画に関連するグッズの販売が行われていた。
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そしてd47 ミュージアムと命名されたスペースでは文字通り47都道府県の物産展が開催されている。現在は「47都道府県のグッドデザイン賞」と題して47都道府県の代表するグッドデザインな特産品が展示されている(正札がついているものもあるので販売もされている!)。
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ヒカリエ8階は他にもユニークなスペースが存在する。これらのスペースでは短いところで週かわりで展示されているものがかわるので、展示されているもののスケジュールも公開されているので、見てみたい展示内容があったとき、ヒカリエに来ることもいいかもしれない。長かった(短かった?」)正月休みも今日が最終日である。また明日からは会社勤めがスタート、今度の休暇はゴールデンウィーク、ただしあっという間に5月となってしまいそうである。
参考URL → INAXライブミュージアム「世界のタイル博物館」コレクション
参考URL → 映画「ムーンライズ・キングダム」コンセプトショップ
参考URL → 47都道府県のグッドデザイン賞
参考URL → about 8
参考URL → ヒカリエイベントカレンダー
参考URL → 平家物語 玉虫
by motokunnk | 2013-01-06 09:15 | 美術館・博物館・美術 | Trackback | Comments(0)