人気ブログランキング |

タグ:研究開発 ( 6 ) タグの人気記事

STAP細胞はありませんでした

今年1年、科学の世界はSTAP細胞で揺れ動いたといってもいいかもしれない。Googleの発表した検索ランキングでも小保方さんの名前が女性部門で第1位となったし、流行語大賞にも小保方さんが会見で話した「STAP細胞はあります」という言葉がノミネートされていた。
ただ、論文の改ざんやデータの入れ違いなどそもそも初期的なチョンボが多く、まず論文の撤回が行われ、今日実証実験の結果が理研から発表されるという。4月の会見で小保方さんは200回以上STAP細胞はつくっていると語っていたが、彼女が同じ会見で話していたコツやちょっとしたレシピの存在は何だったのであろうか。
割烹着ライクな実験服を着ていたからといってコツやレシピなど料理の味を左右させるテクニックを使わなくても科学の世界では同じ手順を踏めば当然、同じ成果が得られるものである。そのための論文であり、論文が撤回されたときからこの結論はある程度は予想されたことだと感じていた。
理化学研究所もIPS細胞にかわる成果を発表しようとして焦ってSTAP細胞という夢の細胞の研究をしてしまったのかもしれない。小保方さん一人の責任ではないと思うし、日本の科学分野での研究をしている数多くの研究者が否定されるわけではないと思う。
d0183174_08424018.jpg
朝日新聞のオピニオンには「STAPの教訓」と題して郷通子前御茶ノ水女子大学長と榎木英近畿大学医学部講師の話が掲載されている。どちらも参考になるので、一読してみてはいかがであろう。

by motokunnk | 2014-12-19 08:45 | 最新技術 | Trackback | Comments(0)

やはりSTAP細胞は存在しないのか

昨日、理研のSTAP細胞検証実験を担当している丹羽仁史プロジェクトリーダーが中間報告を発表した。これによると小保方論文の手順に従い22回の実験を行ったが1回も成功しなかったとのことである。
d0183174_08433623.jpg
常識的に考えれば20回以上の実験を繰り返して成功しないのであればその実験手順は間違っているとの結論がでてしかるべきである。ただ夢の細胞というだけあり、理研もおいそれと結論をだすのにはためらいもあるのかもしれない。
有識者の中にはSTAP細胞の存在に疑問を持っている人もいると聞く。また検証実験も独立行政法人が行っているのだから、税金で運用されているはず、税金の無駄遣いとの指摘もあるようだ。
来年3月に最終報告をまとめるそうだが、小保方リーダーが別に行っている検証実験の期限が11月末ということも考え、年内に最終報告を発表してもいいのではないかと思う。
理研も組織改革案を同時に発表しているので、新たに組織改編もして再出発する道を選んだほうが得策と思えるのだが。
参考URL →  STAP細胞再現できず
参考URL → 「STAP細胞を作製できず」 理研が中間報告
by motokunnk | 2014-08-28 08:44 | 最新技術 | Trackback | Comments(0)

がん早期発見の新たな血液検査法開発

国立がん研究センターなどのグループが癌の早期発見のためのツール開発に血液検査を用いる手法を開発すると発表した。
d0183174_08115007.jpg
なんでも従来でも血液検査で癌は見つかるそうだが、ある程度進行した段階でしか発見することができずに、早期発見、早期治療の役に立っていないらしい。癌を早期に発見できるという新たな検査法の開発のカギとなるのはマイクロRNAという特殊な物質だそうで細胞ががん化すると分泌されるマイクロRNAの種類や量が変わるということに着目したという。国立がん研究センターに保存されている大量のがん患者の血液を詳しく分析し、乳がんや大腸がんなど日本人に多い13種類のがんについて初期のがんの目印となるマイクロRNAを見つけ出し、新たな検査法の開発につなげたいとしている。
血液検査であれば、歳をとると半年に1回程度はかかりつけの病院で実施しているのでそこで癌の早期発見が可能になるとうれしいかぎりである。
参考URL → がん ~人類進化が生んだ病~
by motokunnk | 2014-08-19 08:14 | 最新技術 | Trackback | Comments(0)

STAP細胞は存在しない?

本当にSTAP細胞は実在するのであろうか、この疑問についてSTAP細胞論文の共著者の一人である若山山梨大学教授が昨日会見を行った。夕方のTVニュースでこのことを知ったが、彼によると小保方さんからもらったSTAP細胞からSTAP幹細胞を作製し保管してあるが解析結果を発表し、「STAP細胞があることを示す証拠はなかった」と語った。
また若山教授からマウスが提供され、STAP細胞が作製され、それが若山教授の手元に届いたそうだが、実際に届いた細胞のDNAは若山教授が提供したマウスとは別物だったという。
「STAP細胞はあります。私は200回以上も実験で作製しています」といった小保方さんの発言についても200回実験が成功するならそれに利用するマウスは1000匹以上も必要だと思う。僕の研究室でこれだけのマウスを飼育することは不可能とも発言した。
d0183174_8303829.jpg

今後STAP細胞の研究を続けるのか、との問いついて若山教授は「山梨大に移ってから何十回実験を繰り返しても細胞はできていない。『できる』と言うのは小保方さん1人だけ」と言いながら一方で、「STAP細胞が絶対にない、とは言い切れない。ない、という証明はできない」とも付け加えた。STAP細胞はないという証明は無理なのかもしれない。
以前も書いたかもしれないが、小保方さんの会見で若干のコツがあるという発言があったが、そもそも論文を出す以上、細胞作製の手順を示すわけで手順通りに行えば細胞は作製できるはず、コツなどというのは料理の味付けを行う際のアレンジである。
割烹着がいっとき話題となったが、小保方さん、理研を辞めて料理研究家に転身するのもいいかもしれない。
科学の世界では三大不正のひとつになってしまうという危惧があるそうだ。三大不正の2つは、ベル研究所のヘンドリック・シェーンらによる超伝導研究における不正事件(2002年発覚)と、ソウル大学のファン・ウソクらによるクローンES細胞研究における不正事件(2005年発覚)だそうだ。
参考URL → STAP細胞の存在示す証拠がない・写真転載サイト
by motokunnk | 2014-06-17 08:31 | 最新技術 | Trackback | Comments(0)

小保方さん、主要論文の撤回に合意

昨日のネットニュースでこのテーマを見たとき、ちょっとした違和感を感じた。あれほど「STAP細胞はあります、ちょとしたコツはありますが200回ぐらい成功しています。」とTVを通じて反論の会見を開いていた彼女はいったい何だったのであろうと。
会見後もいろいろSTAP細胞について、2種類のマウスの細胞が検出されたとか、論文の内容についていろいろ疑問がでてきたことは事実である。昨日は弁護士を通じての発表だったが、論文撤回という重大事ならご本人の口から言ってほしかった。
d0183174_8371431.jpg

恩師と仰ぐバカンティ米ハーバード大教授も論文撤回に合意したと弁護士さんは言っていたので、STAP細胞の存在自体が宙に浮いてしまったようだ。夢の細胞といわれたSTAP細胞はやはり夢だったのかもしれない。今後、小保方さんには理研の処分が下るが、解雇処分になるのか、免職処分になるのか、はたまた軽い処分となるのかが注目される。
そして今朝のMLBでは、マリナーズの岩隈が7回を無失点に抑えて今シーズン4勝目をあげたそうである。ここ2戦連続で2本塁打を浴びて連敗と課題を残しての登板であったが、この点をうまく修正したようで今日は3番・フリーマンを3打席連続で三振に仕留めている。散発6安打7奪三振の好投であった。これでマリナーズは5連勝、貯金をふやしてアリーグ西地区の優勝争いに顔を出しそうだ。ヤンキースからFA移籍したカノの存在が大きいのかもしれない。先日のTV中継でも解説者がそのようなことを言っていた。
今日はこれからメッツ・松坂が先発するようなので、久しぶりにTV観戦しようかと思う。
参考URL → 小保方晴子さん、主要論文の撤回同意・写真転載サイト
参考URL → 岩隈7回無失点で4勝
by motokunnk | 2014-06-05 08:39 | 最新技術 | Trackback | Comments(0)

いろんなことが絡み合ってのSTAP最終報告

数日前のことであるが、理化学研究所の調査委員会がSTAP関連論文の最終調査報告書を発表した。中間報告書が発表された時、最終報告まではけっこう時間がかかりそうだという発言があったように思えたが非常に短期間でまとめあげたようだ。
内容をそれほど読んでいないので、新聞などの報道をベースに感想談を書くことにする。いろいろ指摘されてきた画像の転用であるが、これはそのとおりと結論ずけている。また画像の改ざんも認めており、小保方リーダがやったこととしている。どうも責任をユニットリーダ一人に押し付けてしまっている最終報告のようだ。
実験を記録しておく実験ノート(デジタルの世界にアナログノートが実験の正当性を証明するとはビックリだが)も少なかったそうで、そもそもSTAP細胞について発表が早すぎたのではと思う会見であった。なんでこんなに早く最終報告書を発表したかが、その晩ニュースでわかってしまった。
安倍首相の提唱している「アベノミクス」、成長戦略の重要な施策に「特定国立研究開発法人」という仕組みがあるそうだ。研究助成や研究員のサラリーなどを法人で決済することができるというもののようだ。この法人に指定されれば海外の著名な研究者を高額なサラリーでスカウトすることができ先端研究を最高のチーム(なのかは?)で実施できることができる夢のような組織である。
その組織が理化学研究所だそうでそのために最終報告書を急ぐ理由があったそうだ。確かに「特定国立研究開発法人」はいいかもしれないし、世界で一番という文字はなんとなく誇らしく感じる(事業仕訳で否定されたこともあるが)が、今回の早急な報告はしっくりこない。
いろいろマスコミで書かれているが、STAP細胞は実現可能なのかどうかを最終報告書では書いてほしかった。
参考URL → STAP論文の調査委員会が研究不正を認定
参考URL → 理研の特定国立研究開発法人指定は先送り
参考URL → 実験ノートには何を記録するのか?
by motokunnk | 2014-04-04 09:15 | 最新技術 | Trackback | Comments(0)